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豆乳は男性の薄毛対策にも効果的!?なの?豆乳の男性への期待できる健康効果を調べてみた!

豆乳は、美容や健康の向上を目指す上で欠かせない飲料です。美肌やダイエット目的で、豆乳を日々摂取する女性は多くいます。しかし、豆乳は男性にとっても、薄毛対策やダイエットなどへの期待できる健康効果が非常に高く、ぜひ積極的に摂取してほしい飲み物なのです。

今回は、豆乳に期待できる男性向けの健康効果や、飲み方のポイントなどについてまとめました。この記事を読むことで、豆乳が男性にとってもいかに魅力的な飲み物なのかが分かることでしょう。ぜひご一読ください。

豆乳は薄毛対策に効果的なの?

豆乳は、男性の薄毛対策に効果的だと言われています。男性の薄毛の原因は様々ですが、その1つとして、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。「5αリダクターゼ」という、人間の体内に存在する酵素が、男性ホルモンの一種である「テストステロン(DHT)」と結合することで、薄毛を発症する原因とされる「ジヒドロテストロン」に変換されてしまうのです。DHTが増えることで、細く柔らかい髪の毛が増えて薄毛となっていきます。そのため、薄毛対策には5αリダクターゼの働きを抑制することが大切であり、抑制効果の期待できる栄養素を摂取する必要があるのです。抑制効果があるとされる栄養素としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 豆乳
  • リモネン
  • カテキン
  • 亜鉛

豆乳は、この中でも強い薄毛効果があると言われているのです。それでは、豆乳と薄毛対策の関係性について具体的に紹介します。

大豆イソフラボンが薄毛を予防する

先ほども紹介したように、薄毛対策には、5αリダクターゼの働きを抑制することが大切です。豆乳の中に多く含まれている大豆イソフラボンには、その効果があると言われています。また、イソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするため、薄毛の原因となる男性ホルモンの抑制にもつながると考えられているのです。また、髪にハリやツヤを与える効果があるため、薄毛特有の細く柔らかい毛の育成防止にも効果が期待できるでしょう。

大豆たんぱく質で髪への栄養素を補給

たんぱく質は体の成長に欠かせませんが、もちろん、髪の毛の成長も例外ではありません。髪の毛の99%は、ケラチンというたんぱく質で構成されています。そのため、たんぱく質が不足することは薄毛の原因となるのです。豆乳には大豆たんぱく質が豊富に含まれているため、しっかり摂取することで髪の毛が生えやすくなると考えられます。その他にも、豆乳に含まれるサポニンやレシチンには、髪を作る細胞に栄養を届けてくれる作用があります。このように、豆乳には薄毛対策に必要な栄養素がたくさん含まれているのです。

薄毛対策以外の良い効果は?

豆乳には、薄毛対策以外にも男性に嬉しい効果がたくさんあると言われています。

  • ダイエット効果
  • 高血圧の予防化効果
  • 美肌効果

1つずつ紹介していきます。

(1)ダイエット効果

豆乳にはダイエット効果が期待できます。食前に飲むことで、血糖値の急激な上昇を防いでくれるだけでなく、腹持ちが良いことから、少量の食事で満腹感を得ることができるのです。豆乳を飲むことで、大豆たんぱく質をしっかりと補給することができるため、筋トレ前後に豆乳を飲むことで、筋力アップ効果も期待できるでしょう。

(2)高血圧の予防効果

豆乳の中に含まれるカリウムには、血圧を安定させる効果があると言われています。高血圧予防に大切なのは、塩分の少ない食べ物を選んで食べることですが、塩分を摂りすぎたときに、必要以上の塩分を排泄してくれる役割が、カリウムにはあるのです。また、大豆たんぱく質は血管の弾力性を上げてくれるため、血液の流れが良くなることで高血圧の予防効果が期待できます。

(3)美肌効果

豆乳には美肌効果があり、男性の肌荒れやニキビにも効果的と言われています。豆乳には、肌の調子を整える効果がある美容ビタミン(ビタミンB1、B2、B6)が多く含まれており、皮膚の保護や血行促進の効果が期待できます。また、豆乳に含まれるレンチンは、新陳代謝を活発にさせ、肌のターンオーバーを正常にする作用があります。そして、抗酸化作用の高いサポニンが、肌の老化の原因となる活性酸素を抑えれてくれるので、細胞を若々しく保つことができ、さらに肌を乾燥や紫外線などのダメージから守ってくれると考えられています。肌のアンチエイジング効果の高いとされる豆乳を飲むことで、高い美肌効果を期待できるでしょう。

効果的な豆乳の飲み方

豆乳には、薄毛対策はもちろん、美肌効果やダイエット効果など、男性にとっても嬉しい健康効果が期待できる飲み物だということを紹介してきました。次に、飲み方のポイントや、おすすめの豆乳の種類などについて紹介していきます。

(1)1日の摂取量は200ml程度

豆乳は1日200ml程度飲むようにしましょう。栄養をたくさん摂りたいからと、多くの量を飲んでしまうと、カロリーの過剰摂取やホルモンバランスの乱れから、逆に健康に悪影響を及ぼす場合があります。
先ほども紹介した通り、大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。そのため、女性ホルモンの過多により、丸みを帯びた身体つきになったり、男性特有の機能が低下したりするなどの影響が出る恐れがあるのです。
男性特有の機能が落ちることは、男性不妊の原因の1つにもなることがあるので、子どもを望む男性は、特に注意する必要があります。

食品安全委員会では大豆イソフラボンの1日の摂取目安量の上限は70~75mg/日と設定しており、豆乳200mlあたりの平均含有率は約49mgです。

参照元:食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」より

上限を超えることですぐに健康への影響が出ることはありませんが、納豆や豆腐などの大豆製品を食べることが多い人は、100ml程度におさめておくなど、上限値に気をつけておくようにしましょう。

(2)無調整豆乳は効果が出やすい

豆乳には大きく分けて3つの種類があります。

  • 無調整豆乳
  • 調製豆乳
  • 豆乳飲料

その中でも、無調整豆乳は大豆と水のみで作られた飲料で、しっかりと栄養素を摂取できるため、効果が出やすいと言われています。しかし無調整豆乳は、大豆の風味が強く抵抗を感じる人も多いため、調製豆乳から始めて、慣れてきたら無調整豆乳を飲むようにするのもおすすめです。調製豆乳は、砂糖や塩を加えて飲みやすく加工されているため飲みやすく、大豆の風味もほどよく感じることができます。
豆乳飲料は、ココアや抹茶などの様々な味があり、とても美味しく豆乳を取り入れやすいですが、大豆の含有率は低く、砂糖や脂質を多く含む商品も多いので注意が必要です。

まとめ

豆乳は、男性にも嬉しい、多くの健康効果が期待できることを紹介しました。豆乳はそのまま飲むだけでなく、料理やパン、お菓子などに混ぜることで、よりおいしく手軽に摂取することができます。この機会にぜひ、毎日の豆乳摂取を始めてみませんか?

秋野みんみ

秋野みんみ

元教員で1児の母。《転勤族でも働くことを諦めない》をモットーに、教育や健康に関する記事を日々執筆中。笑顔で余裕のある母でありたいと、ヨガやハーブを通して心身を整えることを大切にしています。無添加おやつ作りにも興味あり。

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