豆乳

豆乳は大豆だけなの?世界で飲まれている豆乳とは?世界で豆乳が使われている料理とは?

豆乳は様々な料理に使うことが出来る素材で、日本でも、古くから湯葉や出汁として使われてきた歴史があります。そんな豆乳ですが、世界ではどのように飲まれているのでしょうか。豆乳の素材といえば、言わずと知れた「大豆」ですが、世界ではどのような豆乳が好まれているのか、ちょっとしたレシピと合わせて紹介していきましょう。

海外で豆乳の原料となる素材とは

日本ではJAS規格によって、豆乳の原料は大豆と定められていますが、海外ではどのようになっているのか解説していきます。海外では豆乳のことを「ソイミルク(大豆の乳)」と呼び、日本と同じく、大豆が主原料なことが特徴的です。近年、海外でも注目を集めている植物性のミルクですが、日本ではそれほど使われていないミルクもあり、下記の表のようになっています。

名称 主原料 主な特徴
オーツミルク 大麦 タンパク質と食物繊維が豊富
アーモンドミルク アーモンド グルテンフリーで、ビタミンEとオレイン酸が豊富
ココナッツミルク ココナッツ 脂肪燃焼効果が高く、食欲抑制効果にも期待できる

このように、海外では、植物を主原料としたミルクが色々とあります。日本でも、アーモンドミルクやココナッツミルクは、少し前から市場に流通していて、専門的なスーパーに行けば、オーツミルクも手に入るでしょう。これらのミルクは、そのまま飲むとクセが強くて苦手だという人が多いのは、日本も海外も同じになっていて、海外でも砂糖や蜂蜜などの甘味料を加えたものや、チョコレートやフルーツのフレーバーを加えて飲みやすく加工したものが多いです。このあたりのことは、無調整豆乳と調整豆乳の関係性と同じようなものだと考えてもらえれば問題ありません。

日本以外の世界で豆乳が使われている料理について

日本では豆乳を使って湯葉や鍋の出汁にすることもあり、和食として豆乳が使われることも珍しくありません。それでは、世界ではどのような料理に豆乳が使われているのか、紹介していきましょう。まずは、豆乳についておさらいしていきますが、全世界の豆乳の生産量は、アジア圏内で99%程度を占めています。アジアと言っても、中国が全体の90%以上を占めているのですが、古来に中国から日本へ伝来したということもあり、中国では豆乳の生産量がダントツに多いです。

ちなみに、日本の豆乳市場も全世界で4位となっているので、少なくありません。

世界で食べられている豆乳の料理ですが、まずは、台湾の「シェントウジャン」が有名です。台湾の伝統的な朝ごはんのメニューの一つであるシェントウジャンは、黒酢が入った豆乳のスープで、アツアツに温めた豆乳に黒酢を投入し、その中に醤油やねぎ、干しエビなどを入れてレンゲですくって食べます。日本人的な感覚で言えば、温めたおぼろ豆腐に、少し塩っ気のある味付けをして食べるという感じでしょうか。朝からボリュームのあるものを食べるのは厳しい、という方にもオススメな一品となっています。

次は、豆乳の生産量が世界ナンバーワンの中国から紹介します。

中国では、担々麺のスープベースを豆乳で作ったり、豆乳をそのまま飲んだり、と色々なシーンで豆乳が消費されています。日本との違いで面白いポイントとしては、中国の料理で「呉豆腐」というものがあって、これは日本の豆腐と同じように豆乳を固めて食べる料理です。日本との違いは、日本の場合は豆乳をにがりで固めて食べるのに対し、中国では葛粉やデンプンで固めたものを食べる風習があります。日本の一般的な豆腐とは異なり、モチモチ感とプルプルしているのが特徴的です。

その他にも、豆腐花(トウフホワ)といって、生姜シロップや小豆、フルーツなどをいれて食べるデザートのようなものあります。

日本の飲食店などでは馴染みがないかもしれませんが、海外では、外食でも豆乳を食べることは珍しくなく、その料理の多くは、日本でも家庭料理などで再現できるものが多いです。まずは簡単なものから試してみるのが良いでしょう。

牛乳だと体調が悪くなる人も豆乳なら大丈夫!

子どもの頃は毎日のように給食で飲んでいた牛乳ですが、大人になると、牛乳を飲むとお腹を壊すという人は多いです。これは、乳糖不耐症と呼ばれる症状が原因なのですが、日本人の多くは、牛乳の中に含まれる乳糖(ラクトース)を消化するための、ラクターゼという消化酵素が不足しているために引き起こされる症状です。

この乳糖は、牛乳には含まれていますが、豆乳には含まれていません。

そのため「牛乳を飲むとお腹が痛くなるから、豆乳もダメだろう」と食わず嫌いしている人でも、豆乳ならば安心できるでしょう。大人になってから飲めなくなっていたミルクも、豆乳ならば、カフェオレやミルク系のスープなどに使っても問題ないので、どんどん料理に使っていってください。

まとめ

今回は豆乳を始めとする植物性ミルクの主原料や、豆乳を使った世界各国の料理について紹介しました。日本では「豆乳はコンビニやスーパーなどで買ってきてそのまま飲むもの」というイメージが強いです。これは、日本では豆乳が牛乳と同じような使われ方をするためだと考えられますが、世界を見渡すと、豆乳を使った簡単で美味しい料理はたくさんあります。豆乳は栄養価も高いので、まずは簡単な料理に使うところから試してみると良いでしょう。牛乳アレルギーの方でも、豆乳なら大丈夫かもしれません。無調整豆乳ではなく調整豆乳ならそのまま飲んでも美味しいですが、無調整豆乳を自分なりにアレンジして料理をするのも面白いので、料理に興味がある方は色々とやってみてください。

斎藤俊介

斎藤俊介

Webライターとして活動して10年目。私自身も料理をするため、大豆や豆乳といった食材は日常的なものです。豆製品が苦手だという人も多いかもしれませんが、料理の工夫次第で小さな子どもでも喜んで食べてくれるようになります。これからも、よろしくお願いします!

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