豆乳

1日1杯の投入で健康になれる!豆乳(ソイミルク)が海外でも人気の理由とは?

豆乳を飲んでいると聞けば「健康志向なんだな」とわかるほど、美味しい以外のメリットが豊富なイメージのある豆乳。海外では「ソイミルク」として知られ、スーパーや薬局などでも見かける、人気のドリンクです。

豆乳が海外でも人気の理由

豆乳が海外でも人気なのには、理由があります。それは、大豆イソフラボンや鉄分をはじめ、以下のようなたくさんの健康成分が含まれているからです。

  • 食物繊維
  • オリゴ糖
  • サポニン
  • レシチン
  • ビタミンE
  • カリウム
  • 葉酸
  • リジン

これらの成分が、私たちの身体にどのような効果をもたらしてくれるのか、健康への効果に着目してみていきましょう。

脂肪の蓄積を抑えるダイエット効果

サポニンには、脂質の代謝を促進する効果があり、脂肪の蓄積を抑え、ダイエット効果が期待できます。サポニンに加えてレシチンという成分にも、コレステロール値を改善し血液の流れを良くする効果が期待できますので、生活習慣病の心配をしている人にとっては、一石二鳥の効果といえるでしょう。

動脈硬化や血圧の安定などの健康増進効果

豆乳には、良質な植物性タンパク質と脂質が含まれているので、動脈硬化の予防効果があるといわれています。また、浮腫の改善効果のあるカリウム、 貧血予防効果のある鉄分と葉酸、血圧上昇を抑える大豆ペプチドなど、健康増進に効果のある様々な成分が含まれています。血液検査の結果が芳しくない方には特に豆乳をおすすめしたい理由が、この健康増進効果にあるのです。

抜け毛や老化を防ぐ効果

大豆イソフラボンに含まれるエクオールには、抜け毛を抑える効果、サポニンやビタミンEには、肌の老化を防ぐ効果があるといわれています。加齢による薄毛や、しわやシミが気になる方にはうれしい効果です。

お通じを整える効果

豆乳にはオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌となるので、腸内環境を改善し、便秘の解消などの効果が期待できます。あまり飲みすぎるとおなかが緩くなる場合があるので、摂取量には気を付けましょう。

筋肉の修復を促進する効果

大豆ペプチドが、筋肉の修復促進に役立つとされています。筋トレをして筋肉が大きくなるのは、筋トレによって損傷した筋肉が、修復して大きくなるためです。豆乳に含まれる豆乳ペプチドが筋肉の修復を促進するので、より多くの筋トレ効果が期待できます。

女性の体調を整えるうれしい効果も

女性の更年期障害を初めとする体調不良には、女性ホルモンが大きな影響を与えています。豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと同様の働きをするので、更年期障害や生理痛の緩和が期待できます。

身近にある豆乳の種類

スーパーに並んでいる豆乳は、大豆固形分の割合で3つの種類に分かれています。非調整豆乳は大豆固形分が8パーセント以上含まれているものを指し、基本的に、水と豆乳以外は含まれていません。ですので、豆乳の効果をダイレクトに受けたい人や、料理に使いたい人には非調整豆乳をおすすめします。調整豆乳は、大豆固形分が6パーセント以上含まれているものを指し、飲みやすくするために砂糖や塩、香料などを混ぜているのが特徴です。非調整豆乳を飲んだけれども飲みづらいという人は、調整豆乳を試してみましょう。さらに調整豆乳を試してみたものの、まだまだ飲みづらいと感じる人には、豆乳飲料をおすすめします。豆乳飲料は、大豆固形分が4パーセント以上含まれているものです。飲みやすいように、フルーツ豆乳やコーヒー豆乳という形で販売されていますので、豆乳に初めてチャレンジする人や、大豆臭さが苦手な人にはオススメです。ぜひ自分に合った豆乳を選んで、長く続けてみてくださいね。

豆乳を飲む前に知っておきたい3つのこと

豆乳は体に良いとされる飲み物ですが、飲むときに気をつけてもらいたいポイントが3つあります。飲みすぎないこと、アレルギー症状、そして温度です。

たくさん飲みすぎない

豆乳が健康に良くとも、飲みすぎによりカロリーオーバーになってしまう事もあります。特に、豆乳飲料などの混ぜものが多い豆乳は、飲みやすいのですがカロリーが高くなる傾向があり、注意が必要です。ダイエット効果を狙っているのに、豆乳の飲みすぎでカロリーオーバーしてしまったのでは、デメリットのほうが大きいです。毎日続けるのは良いことですが、適正量を守りましょう。

アレルギー症状に気をつける

豆腐をいつも食べていても、豆乳を飲むとアレルギー症状が現れる人もいます。アレルギー症状には痒みや腫れ、蕁麻疹から呼吸困難に至るまで、様々な症状があります。豆乳を飲み始めてからしばらくの間は、体調の変化に気をつけましょう。

冷えた豆乳には注意する

豆乳は冷蔵庫で保管するのが通常ですが、そのままコップに入れて飲むと冷たすぎてお腹を冷やすことになりかねません。腸にも悪いので、冷えたものをそのまま飲むのは避け、少し温めて飲むと無理なく飲むことができますよ。

まとめ

豆乳には様々な健康増進効果が期待できますが、無理をしても続きません。様々な効果を得るには長く続けることが大切ですので、ぜひ適正量を守り、自分に合った飲み方を見つけてくださいね。

T.Hart

T.Hart

日本、タイ、アメリカを渡り歩いたwebライター。 健康でありたいと願いつつも、オリジナルジャンクフードを作らせたらアメリカ人をも唸らせる、罪深き料理愛好家でもある。

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