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大豆に含まれている栄養成分「大豆イソフラボン」。大豆イソフラボンの期待できる効果と豆乳の関係とは?

大豆に含まれている、「大豆イソフラボン」という成分のことをご存知でしょうか。この記事では、大豆イソフラボンの期待できる効果、また、美味しくて体に良い豆乳との関係についてもご紹介します。

大豆イソフラボンとは

「大豆イソフラボン」について、日常生活で耳にしたことはあっても、実際どのような効果があるかは知らない、という方も多いのではないでしょうか。ここからは、大豆イソフラボンの基本知識を解説します。

「大豆イソフラボン」とは、大豆や葛(くず)といった、マメ科の植物に多く含まれる、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールは、強い抗酸化力があるのが特徴で、生活習慣やストレスによって増えた活性酸素を抑え、生活習慣病の予防や改善に役立つといわれている成分です。イソフラボンの他にも、ブルーベリーやぶどうなど、青紫色の植物色素であるアントシアニン、緑茶や紅茶の苦み成分であるカテキンなども、ポリフェノールの一種です。

大豆に含まれているイソフラボンは微量ですが、一番多く含まれているのが胚芽の部分です。生長すると芽になる胚芽は、植物性プラセンタと言われるほど、最も重要な部分であり、成長していく上で必要な栄養素が多く含まれています。

大豆イソフラボンの期待できる効果

①更年期障害の症状を改善

「大豆イソフラボン」の大きな特徴は、女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをしてくれることです。年齢とともにエストロゲンの分泌が減少することによって、様々な症状が現れます。「更年期障害」と呼ばれる主な症状として、ほてりやのぼせ、発汗、肩こり、頭痛などの身体的なもの、イライラ、不安、憂鬱など、精神的な症状が見られます。

このエストロゲンの分泌の原因は、年齢だけではありません。無理なダイエットやストレス、喫煙、睡眠不足などの、不規則な生活習慣が原因となって、更年期障害に似た症状が表れ、月経周期が乱れてしまうことがあります。イソフラボンは、エストロゲンの分泌を促し、更年期障害の症状を改善する効果があります。

②美しく、若々しい肌づくりをサポート

エストロゲンの分泌が減少すると、肌の弾力を保つコラーゲンや、肌に潤いを与えるヒアルロン酸をつくる力が低下し、しわやたるみなどの、肌の老化現象が引き起こされます。大豆イソフラボンは、肌の調子を整える「美肌ホルモン」でもあるエストロゲンの働きを助け、若々しい肌をサポートしてくれます。

イソフラボンを摂取することによって、コラーゲンを増やして肌の弾力性を保ち、しわを改善する効果が期待できます。また、細胞の新陳代謝を高めて、肌の生まれ変わりを促進するので保湿力もアップ。このイソフラボンの美肌効果は、化粧品や美容のサプリメントにも応用されています。

③コレステロールを減少させる

脂質の一種であるコレステロールは、細胞をつくる重要な成分です。しかし、ラード(豚の脂)やバターなどの動物性脂肪を多く含む食品の摂りすぎが原因で、血液中のコレステロールが増加し、その結果、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気を引き起こす可能性があります。

特に、更年期の女性は、年齢とともにエネルギーの代謝が悪くなるため、コレステロールが増加しやすいといわれています。イソフラボンは、血液中に増えすぎたコレステロールを減少させる効果があり、生活習慣病や動脈硬化の予防に役立ちます。

豆乳と大豆イソフラボンの関係は?

大豆を使用した豆乳にも、もちろん、大豆イソフラボンと同様の効果が期待できます。また豆乳に含まれるサポニンという栄養素は、コレステロールや中性脂肪といった、血液中の余分な脂質を流してくれます。そのため豆乳を飲むと、肥満防止の効果が期待できます。

さらに、豆乳に含まれるオリゴ糖は、ビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、善玉菌を増やす働きがあります。腸内の環境を改善する働きにより、便秘体質の改善にもつながります。大豆イソフラボンの効果は、美容面だけでなく、健康面での効果も期待できるのが嬉しいですね。

豆乳の飲み過ぎは逆効果

女性にとって嬉しい効果がたくさんある豆乳ですが、飲み過ぎには注意が必要です。厚生労働省によると、大豆イソフラボンの一日の摂取目安量は70〜75mgが上限とされています。豆乳100gあたりのイソフラボンの含有量は、25mg前後。コップ1杯を約200gとすると、2杯飲んだ場合は100mgのイソフラボンを摂取することになり、一日の摂取目安量の上限を上回ってしまいます。

上限値を超えて飲んだからといって、すぐに健康に悪影響が出るわけではありません。ただし、飲み過ぎは栄養バランスが崩れ、カロリーオーバーになる可能性があります。豆乳は1日に2杯までを目安にすると良いでしょう。

まとめ

以前の日本人は和食が中心で、大豆食品をバランス良く摂取する食生活が基本でした。しかし近年は、肉類中心の欧米諸国に似た食事を摂る機会が増え、大豆イソフラボンの摂取量は減少していると言われています。いつまでも美しく、健康的な体づくりをサポートしてくれる大豆食品を、意識して摂り入れてみてはいかがでしょうか。

kanaho

kanaho

カフェ巡りが趣味のグルメライター。綺麗な景色や美味しいものを求めて全国をあちこち旅しています。写真を撮ることも大好き!

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