大豆

大豆は美容効果が期待できると人気の食品です。大豆で期待できる美肌、美容を調べてみました

大豆は栄養豊富で、美容はもちろん、健康にも良い影響をもたらすといわれています。特に、美容効果が期待できると広く知られていて、美容のために大豆を取り入れようと思っている人も多いはず。しかし、どのような成分が、どのように美容に効果をもたらすのか、よくわからないという人もいるでしょう。ここでは、大豆の美容成分と美容効果についてご紹介します。大豆のおすすめの取り入れ方についても解説しますので、参考にしてみてください。

大豆で期待できる美肌と美容効果をチェック

大豆には、美容に良いといわれる成分がいくつも含まれています。まずは、どのような成分が、どのように美容に効果をもたらすのか、大豆の成分から見ていきましょう。

大豆イソフラボン

大豆の代表的な成分といえば「大豆イソフラボン」ですが、実は、この大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをすることがわかっています。エストロゲンは、肌や髪のツヤを維持し、女性らしい丸みのある体をつくるために欠かせません。加齢とともに減少するため、それを大豆イソフラボンが補うと考えられています。

大豆イソフラボンは

  • 新陳代謝をアップさせ肌ツヤをキープ
  • 健康な髪の毛をつくる
  • 更年期の症状を和らげる

といった効果が期待されます。

大豆レシチン

レシチンはリン脂質の一種で、大豆に含まれるレシチンを「大豆レシチン」と呼んでいます。大豆レシチンは、必須脂肪酸を多く含んでいるのが特徴で、新陳代謝のアップや、血行促進のほか、コレステロールを排出させる働きがあります。肌に必要な成分を届けるサポート役でもあるため、美肌に欠かせない成分といえるでしょう。

大豆サポニン

大豆サポニンは強い抗酸化作用のある成分で、肌の老化を進める活性酸素を除去するとともに、体の酸化を防ぎます。レシチンと同様、血中のコレステロールを排出したり、血栓をできにくくしたりする働きも期待できます。

また、抗酸化作用のほかに、ダイエットや免疫力アップのサポート役としても活躍するため、美肌と健康の両方からアプローチしたい人にぴったりの成分です。

大豆ペプチド

大豆ペプチドにも高い抗酸化作用があることがわかっています。抗酸化作用によって、紫外線による肌ダメージからの緩和が期待されていますが、それに加えて、Ⅰ型コラーゲンの生成を促す働きも期待されています。美容目的では、コラーゲンペプチドが広く知られていますが、必須アミノ酸をバランス良く含む大豆ペプチドと併用することで、より高い美容効果が期待できるのです。

ビタミン・ミネラルも豊富

大豆イソフラボンや大豆ペプチドだけでなく、大豆には、美容に良いといわれる成分が多く含まれています。

  • ビタミンB1:皮膚や粘膜の健康維持
  • ビタミンE:シミやしわの予防
  • カリウム:むくみ解消
  • 鉄:皮膚や粘膜の合成
  • カルシウム:肌の保水をサポート
  • 大豆オリゴ糖:腸内環境を整える
  • 食物繊維:善玉菌を増やす

さまざまな成分が、バランス良く含まれているのが大豆の魅力です。

美容におすすめの大豆の取り入れ方

大豆の美容効果を最大限に得るには、どのように取り入れるかという点もカギとなります。美肌を目指す人におすすめしたい、大豆の取り入れ方をご紹介します。

摂取目安量を守る

いくら健康や美容に良いからといっても、大豆ばかりを大量に食べると逆効果になることもあります。過剰に摂取すると、カロリーの摂りすぎや胃腸の不調を招くため、一日の摂取量を守ることが大切です。

大豆イソフラボンの一日の摂取量は70~75mgとされています。納豆2パック、豆腐なら1丁(300g)を目安にするとよいでしょう。

引用:食品安全委員会

数回に分けて食べる

どの食品にもいえることですが、一度にたくさん摂取しても、必要な栄養のすべてを吸収することができません。せっかく摂取しても、吸収しきれない分は体外に排出されてしまいます。

成分を無駄なく吸収するためには、一日数回に分けて大豆を摂取することが好ましい、とされています。こまめに食べることで、必要な成分を少しずつ取り入れることができます。

大豆はいつ食べるのが良い?

大豆を食べるタイミングですが、実はどのタイミングでもOKです。朝に食べると、食物繊維がお腹の調子を整えてくれるため美肌につながりますし、活発に動く昼に食べれば、筋肉をつくるサポートになります。夜は成長ホルモンの分泌を促すため、どのタイミングで食べても美肌につながる良い影響を与えてくれます。

美容効果が期待できる大豆と併せて食べたい食材

美容のためには、大豆だけでなく、ほかの食材を組み合わせて食べることも大切です。

おすすめは次の3つです。

  • 大豆+海藻:血液をサラサラにするサポート
  • 大豆+鮭:抗酸化作用アップでエイジングケア
  • 大豆+ニンジン:免疫アップと若々しさのキープ

みそ汁や、大豆を加えたひじきの煮物は手軽につくれるメニューですので、ぜひ試してみてください。

大豆で美と健康を手に入れよう

大豆は、美容に効果があるとされる成分が豊富に含まれているだけでなく、健康を維持するために欠かせない成分もたくさん含まれています。大豆をそのまま食べるのは難しい、と感じる人も少なくありませんが、豆腐や納豆、味噌などの大豆製品から取り入れても問題ありません。一日の摂取量を守り、毎日少しずつ大豆を摂取することで、美容に良い影響が期待できます。おすすめの食べ合わせも参考に、毎日の食事に大豆を取り入れ、美容と健康を手に入れましょう。

namy

namy

夫と一人娘、個性的な猫3匹と暮らすママ。おしゃれと食が大好きで、地元で話題のカフェやレストランめぐりで日々の息抜きをしています。自分らしさをモットーに、いくつになってもいろいろなことに挑戦したいです。

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