大豆生まれの化粧品は保湿力が高く、ふっくらとしたハリ肌を保つのに適しています。大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た構造になっているので、若々しさを保ちたい方にもおすすめです。今回は、大豆化粧品の主成分や、おすすめの使い方を5つのステップに分けて紹介していきます。大豆化粧品が、どのような方におすすめなのかも紹介しているので、自分に合っているかどうかもチェックできます。商品選びのポイントも2つ紹介しているので、大豆生まれの化粧品が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
大豆生まれの化粧品とは?
大豆生まれの化粧品とは、主に化粧水、乳液、美容液などの『基礎化粧品』のことです。基礎化粧品の他には、大豆に含まれる美容成分からつくられたクレンジング、洗顔料、日焼け止め、リップ美容液などがあります。
大豆化粧品の主な成分
大豆化粧品には、主に以下のような成分が含まれています。
成分 | 期待できる効果 |
大豆イソフラボン | 女性ホルモンに近い働きで若々しさを保つ |
大豆セラミド | バリア機能の働きをサポート |
大豆種子エキス | ターンオーバー&透明感を与える |
レシチン | 高い保湿力で潤いを与える |
コラーゲン | ふっくらとしたハリを保つ |
ヒアルロン酸 | 高い保水力で肌内部の潤いを保つ |
大豆化粧品は植物由来なので、肌への負担が少ないのが特徴です。肌馴染みのよい美容成分が豊富に含まれており、肌のバリア機能や、スムーズなターンオーバーのサポートにも役立ちます。
角質層のすみずみまで潤いを与えることで、乾燥や刺激に負けない活気のある肌へと導いてくれるでしょう。
大豆化粧品はどんな人におすすめ?
大豆化粧品は、以下のような特徴を持つ方におすすめです。
- 乾燥肌or敏感肌
- 肌のツッパリが気になる
- 生理前後の肌トラブルが気になる
- 加齢による肌トラブルが気になる
女性ホルモンは、年齢を重ねるとともに減少し、肌や体にさまざまな変化をもたらします。しかし、若々しさを保つために女性ホルモンは欠かせません。大豆化粧品に多く含まれる『大豆イソフラボン』は、女性ホルモンと似た働きをする代表的な成分です。肌に大豆イソフラボンを与えることで、女性が本来持つ美しさを深部からサポートしてくれるでしょう。
大豆化粧品の使い方5ステップ
大豆化粧品を使う際は、ライン使いをするのがおすすめです。単体で使うよりも大豆が本来持つ美容パワーを発揮しやすいので、より短い期間での効果が期待できるでしょう。ここからは、大豆化粧品の使い方を5つのステップに分けて紹介します。
1.クレンジング
クレンジングの中には、洗浄力が強すぎて、肌に必要な皮脂まで落としてしまうものもありますよね。肌のツッパリは、多くの場合『皮脂の落としすぎ』が原因なので、洗浄力が高すぎないクレンジングを選ぶことが大切です。大豆由来のクレンジングは保湿力が高いため、メイク汚れをさっぱり落としながらも、肌の潤いをほどよくキープしてくれます。
2.洗顔
生理前後の肌が荒れやすい時期は、洗顔料が肌の刺激になってしまうことがあります。そのようなときは、大豆由来の洗顔料がおすすめです。大豆由来の美容成分でやさしく肌を守り、洗顔後の乾燥やツッパリを防いでくれます。クレンジングと同じように、洗浄力と保湿力のバランスがよいものを選ぶと、肌への刺激を最小限に抑えられます。
3.化粧水
洗顔のあとは、肌がもっとも無防備で刺激を受けやすい状態です。逆にいうと、給水力が高く、深部まで潤いを与えやすい状態であるともいえます。洗顔後すぐに大豆化粧水をつかうことで、肌の深部まで潤いを与え、美容成分の働きを最大限に発揮できるでしょう。
4.乳液・美容液
化粧水でベースを整えたあとは、乳液・美容液を使います。より濃厚な美容成分を浸透させることで、トラブルが起きにくい、活気のある肌に近づけられるでしょう。肌トラブルを防ぐためには、水分を与えるのと同じくらい、適度な油分を与えることが大切です。
5.クリーム
肌に与えた水分は、時間が過ぎるとともにどんどん外へ逃げていきます。クリームでしっかり蓋をすることで、肌の水分を内側に閉じ込め、潤いのあるハリ肌を保てるでしょう。大豆由来のクリームは、多くの場合、大豆セラミドなどの植物性オイルが配合されています。刺激の少ない大豆由来のクリームで、スキンケアのラストをやさしく締めくくりましょう。
大豆化粧品を選ぶポイント
大豆化粧品を選ぶポイントは、大きく2つに分けられます。それぞれ詳しくみていきましょう。
1.無添加を選ぶ
肌にやさしい大豆化粧品を選ぶには、無添加であることが必要不可欠です。無添加とは、主に以下のような成分が配合されていないことをいいます。
- 合成着色料
- 合成香料
- 鉱物油
- 防腐剤
無添加の大豆化粧品は安全性が高く、肌にやさしいつくりになっています。敏感肌の方は、特に注目しておきたいポイントです。
2.安全試験済みのもの
安全試験とは、主に以下のようなテストのことです。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
はじめて使う基礎化粧品で、肌がピリピリした経験がある方もいると思います。そのような方は、上記の安全試験をクリアした大豆化粧品を選ぶことが大切です。大豆本来のやさしさを活かせるよう、安全性の高い商品を選ぶように心がけましょう。
まとめ
大豆化粧品は、若々しさを保つための美容成分が豊富に含まれています。さまざまなラインナップがありますが、より効果を実感したい方はライン使いできるメーカーを選ぶのがおすすめです。大豆由来のやさしい美容成分で、透明感のある若々しいハリ肌を実現していきましょう。