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ダイソーのカシメで子どものデニムバッグを直した話――100円でここまでできるとは思わなかった

ダイソーのカシメで子どものデニムバッグを直した話――100円でここまでできるとは思わなかった

結論から言うと、ダイソーのカシメは「ちゃんと下準備さえすれば、驚くほどしっかり留まる」。ただし打ち方のコツを掴むまでに私は3回失敗した。今日はその顛末を、包み隠さず書いておきたい。

娘の学校用のトートバッグの持ち手が根元からちぎれかけていて、縫うだけでは心もとないなと思ったのがきっかけだった。金具で補強したいけれど、手芸用品店でカシメセットを買うと1000円くらいするイメージがあって、まずは近所のダイソーで探してみようと思ったのが始まり。

そもそもカシメって何に使うものか、買う前におさらいした

ダイソー カシメ 商品レビュー

カシメというのは、生地やレザーに小さな穴をあけて、表と裏から金具を挟んで打ち込んで固定するパーツのこと。ボタンより頑丈で、リベットと呼ばれることもある。デニムのポケットの角についている、あの丸い金属の粒を思い浮かべてもらえれば早い。

私はハンドメイド歴だけは長いものの、金具まわりはずっと避けてきた。理由は単純で、専用工具が必要そうで面倒くさかったから。でも今回はバッグの持ち手が本気で取れかけていたので、重い腰を上げることにした。

近所のダイソーで実際に探してみた

行ったのは自宅から自転車で7分くらいの、わりと大きめの店舗。手芸コーナーはレジから見て奥の右側、毛糸や刺繍糸のコーナーの隣にあった。

最初はどこにあるのか全然分からなくて、店員さんに聞いてしまった。「カシメ」で聞いたら一瞬「?」という顔をされたので、「手芸用の金具で、生地を挟んで留めるやつなんですけど」と言い直したら、すぐに案内してくれた。呼び方が店舗や年代によって微妙に違うのかもしれない。

棚には「カシメセット」というパッケージが数種類並んでいた。私が買ったのは、直径8mm前後の小さめサイズで、カシメ本体が十数個と、打ち具(ポンチみたいな棒状の道具)と、下に敷く台座がセットになったもの。値段は110円。正直、これで工具まで入っているとは思っていなかったので、ちょっと得した気分になった。

色はゴールドとシルバーの2種類あって、娘のバッグが黒い帆布地だったのでシルバーを選んだ。ゴールドの方が在庫は多めだった記憶がある。

ダイソー カシメ パーツ

家に帰ってから気づいた「これだけじゃ打てない」問題

意気揚々と家に帰って袋を開けたところで、ふと手が止まった。カシメを打つには金槌が必要なのだが、セットの中に金槌は入っていない。台座と打ち具はあるけれど、それを叩く道具は自分で用意する必要がある。

うちには工具箱があったので普通の金槌を使ったが、もし持っていない人はここで一度買い物を中断することになる。ちなみにダイソーの工具コーナーにも小さい金槌が売っていたはずなので、同じ店内で揃えられなくはない。ただ私はそれに気づかず、家に帰ってから「あ、金槌…」となったので、これから買う人は先に確認しておいた方がいい。

もうひとつ必要だったのが、生地に穴をあける道具。セットにポンチのような打ち具は入っているものの、それだけで分厚い帆布に穴をあけるのはかなり力がいる。私は目打ちで先に小さな穴を開けてから、カシメの足を通すやり方にした。このひと手間を惜しむと、後の作業がぐっと大変になる気がする。

実際に打ってみた記録――1回目は失敗

ダイソー カシメ DIY

最初の1個は、練習のつもりで端切れの帆布で試した。

手順としては、

  1. 生地の両面を合わせて目打ちで穴をあける
  2. 表側からカシメの足(オス側)を通す
  3. 裏側からキャップ状の金具(メス側)をかぶせる
  4. 台座の上に乗せて、打ち具を金具の頭に当てて金槌で叩く

という流れ。文章にすると簡単そうだが、1回目は思い切り力を入れて叩いたら、カシメの頭がぐにゃっと歪んでしまった。金属が薄めなので、力加減を間違えるとすぐ変形する。ここは正直、値段なりというか、ブランド品のリベットのような厚みはない。

2回目は力を加減しすぎて、今度はしっかり固定されずグラグラのまま。結局、3回目でようやく「軽く数回に分けて叩く」というコツを掴んだ。一発で強く叩くのではなく、コンコンと様子を見ながら5〜6回に分けて叩くと、金具が均等に潰れてしっかり収まる。この感覚は文章より実際にやってみないと分からないところだと思う。

本番、娘のトートバッグで

ダイソー カシメ 修理

練習で感覚を掴んでから、本番の持ち手部分に取り掛かった。持ち手の根元、生地が重なって分厚くなっている部分だったので、目打ちで穴をあけるのに結構力がいった。指が痛くなったので、途中から目打ちの柄をタオルで包んで滑り止め代わりにした。

カシメを通して、台座に乗せて、コンコンと叩く。今度は3回目までに掴んだ加減があったので、一発で綺麗に決まった。持ち手の付け根に銀色の丸い金具がポツンとついて、見た目も意外と可愛い。子ども用のバッグなのに、急に「ちゃんと作った感」が出て、自分でも少し驚いた。

セットの中のカシメは十数個入っていたので、両方の持ち手の付け根、計4箇所に打っても半分近く余った。次に何か作るときのために取っておいてある。

ダイソー カシメ レザークラフト

使ってみて気になった点も正直に書いておく

良かった点ばかり書くと嘘くさくなるので、気になったところも書く。

まず、カシメ本体の金属がやや柔らかい。既製品のジーンズについているリベットと比べると、厚みも強度も一段階下という印象。今回のような布製バッグの補強には十分だったが、本革の重いバッグや、頻繁に力がかかる部分にはちょっと心もとないかもしれない。

次に、色のバリエーションが少ない。ゴールドとシルバーの2色しかなかったので、アンティーク調のブラスやマットブラックが欲しい人には物足りないと思う。手芸専門店なら色も形ももっと選べるはずだ。

あと、これは私の準備不足だが、目打ちや金槌は別途用意する必要がある点。100円という価格を見て「これだけで完結する」と思って買うと、家に帰ってから「あれ、これじゃ打てない」となる可能性がある。

カインズショップのカシメのコードは共通の代替品をAmazonと楽天で探す

ダイソー カシメ 使い方

カインズなど他の店舗で扱っているカシメも、規格が近いものはネット通販で見つかる。近くに取扱店がない場合の代替品として、以下の3つを載せておく。

商品名サイズ内容量打ち具
YFFSFDC レザークラフト カシメセット丸形6mm/8mm/12mm(3サイズ)4種色×各サイズあり
uxcell レザーリベット直径8mm×長さ8mm100セットあり
両面カシメ頭6mm100組記載なし

YFFSFDC レザークラフト カシメセット 3サイズ 4種色リベット スタッズ 底鋲 打ち具セット 丸形6mm 8mm 12mm

サイズ違いをまとめて揃えたいときに向いている構成。バッグの持ち手など厚みのある部分には12mm、小物の留め具には6mmと、作るものに応じて選び分けられる。色も複数入っているので、金具の見た目で迷っている段階でも試しやすい。

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uxcell レザーリベット 100セット 直径8mm×長さ8mm 丸形リベット カシメ 打ち具付き レザークラフト

同じサイズのものを数多く使う作業に合うタイプ。8mmという規格は今回ダイソーで使ったカシメと近く、持ち手の補強や角の留め直しなど同じ用途を繰り返すときに扱いやすい。100セット入っているので、練習で何個か失敗しても本番用の数には困りにくい。

両面カシメ 頭6mm 100組 レザークラフト 留め具 カシメセット ゴールド

頭が6mmとやや小さめで、色はゴールド一色にまとまっている。カードケースやポーチなど、小ぶりな雑貨にワンポイントで金具を足したいときに使われることが多い。打ち具は別途用意する前提の構成なので、目打ちや打ち具が手元にある人には扱いやすい選択肢になる。

それでも、また買うと思う理由

ダイソー カシメ 100均

失敗も含めて2時間くらいかかったし、指も少し痛くなったけれど、結果としてバッグの持ち手はしっかり固定されて、娘は今も普通に学校に持っていっている。1ヶ月ほど経った今のところ、金具が取れたり緩んだりする様子はない。

110円という値段を考えると、この完成度は十分すぎるくらいだと思う。専門店で同じようなセットを買えば数百円はするはずで、今回は「ちょっと試してみたい」という気持ちのハードルをぐっと下げてくれた。

ただ、失敗を前提に多めに買っておくのは正解だった。1セットに複数個入っているとはいえ、練習で2〜3個は潰す覚悟をしておいた方がいい。私のように加減が分からないまま始めると、絶対に何個かは無駄にする。

次はレザークラフトの端切れで、コインケースの角にカシメを打ってみようと思っている。今度は本番前にちゃんと目打ちと金槌も含めて道具を揃えてから始めるつもりだ。100円のカシメセットひとつで、次に何を作ろうかと考える時間が地味に楽しい。それだけでも、この買い物は元が取れた気がしている。

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